ImageMagickで画像バッチ処理
Windowsにて画像を大量に処理したい場合。
Unix(Webサーバー)で一般的に使われるImageMagickというコマンドを使います。
Windows版も存在するので、インストールしてみましょう。
こちらよりバイナリをダウンロードします。
今回は「ImageMagick-6.5.1-3-Q16-windows-dll.exe」をインストールしました。
基本は、コマンドプロンプトからコマンドを入力するだけです。
http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/soft/node43.html
http://www.envinfo.uee.kyoto-u.ac.jp/user/susaki/image/magick_process.html
http://www.proton.jp/main/apps/imagemagick.html
以上のサイトを見れば、大体の使用方法は把握できるかと思います。
しかし!
少し行き着くまでに手間取った処理があるのでメモ。
それは、画像を縮小し、縦横比を保ったまま、指定した大きさにする。
このとき、はみ出した分は削除する。
よくある4:3の動画から切り出した画像を処理したかったのです。
「convert -geometry 256×256 input.png output.png」
このようにコマンドを打つと、横が長い画像の場合、横が256pxに合わされてしまうため、縦が256px以下になってしまいます。
縦を256pxにあわせ、横が256px以上になりますから、そのはみ出した分を削除するのが以下のコマンドです。
「convert -geometry x256 -gravity center -crop 256×256+0+0 input.png output.png」
- geometry x256・・・横のpx数指定
- gravity -center・・・中心を基準(標準は左上)
- crop 256×256+0+0・・・はみ出した部分を切り出し
これで256×256の画像が出てきます。